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HDD分解レポ

最近のSSDの普及に伴い、過去の物感が強くなってきているHDDですが、
実は謎技術の塊だったりします。

例えば読み取りのための磁気ヘッドは空気圧を使ってディスクから少し浮いています。
またヘッドは超高速で動き、かつ0.3μmぐらいの単位での位置合わせを行なっています。
まさにHDDは現代のオーパーツといえるでしょう。

HDDは一度中身を見てみたいと思っていたのですが、
最近読み取りのできなくなったHDDが手に入ったため、分解を行ったので写真をまとめておきます。
今回はヘッドのサーボ機構をメインに観察しました。


R0019740.jpg

これが今回の素材です。
まずはネジを外して蓋を開けます。

R0019741.jpg

中身はこんな感じ。
各部をもう少し詳しく見てみます。

R0019742.jpg

アームはこんな感じ。
制御回路とヘッドを繋ぐフレキ基板の配置や長さも、恐らくヘッドの動きを邪魔にならないよう決められているのでしょう。

R0019743.jpg

アームの軸と根本。
根本の所には磁石が入っています。この中身はまた後ほど。

R0019744.jpg

ディスクの回転軸。がっちり。
ちなみに、ここは他の場所と較べてネジが固く締められており、油断していたらネジを一方ナメてしまったため
これ以上外せませんでした。

R0019748.jpg

R0019749.jpg

アームの根本のカバーを外すと、磁石に挟まれたコイルが出てきます。
このコイルは直流抵抗は10Ω。
磁石とコイルの極性は
S      N
[コイル]
N      S
のようになっており、コイルにどちら向きに電流を流すかによってヘッドが移動する仕組みのようです。

ヘッドはものすごい軽量化されているのかとおもいきや、案外そうでもない模様。
むしろトルクが結構でているみたいです。

R0019750.jpg


コイルに交流電流を流してみました。
10Hzぐらいまでならフルストローク動く模様。
20Hzぐらいになるとヘッドの振幅がかなり小さくなります。
これはトルク不足というよりは、コイルの逆起電力によって電流をあまり流せなかった為だと思います。
なのでちゃんと逆起電力対策を行えば更に高速に動かすことができそうです。


今回のレポートは以上です。
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